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ショックだったイギリスのEU離脱。


非常にショッキングなニュースで驚いた。
イギリスのEU残留か離脱かを決める国民投票で、英国民は離脱を選択した。
世界経済的にも今後のEUにとってもこれは歴史的に残念と言わざるを得ない結果だと思う。

私自身は最終的には英国民は残留を選択するだろうと思っていただけに
これは予想外の結果で残念だった。
これからヨーロッパは一体どこへ向かうのだろう?
民族主義、ポピュリズムに傾倒し、異文化や異民族に不寛容な社会になって行くのだろうか。

離脱票に投じた人は低学歴、低所得、もしくは反グローバルで国際化についていけなくなった
地方の高齢者というが、第二次世界大戦後、もしくはそれ以前より植民地を増やし
国益を図ってきたイギリスをはじめヨーロッパの戦勝国の数々は
植民地からの移民の力を基礎に、共存しうまくやっていた時期もあったはずではなかったか。

経済大国であったイギリスがEUから離脱すれば、金融の中心地はロンドンの金融シティーではなくなる。
かといって今のドイツ、フランスは内政で手一杯で、お互いに来年には大統領選を控え、
移民の流入で財政も圧迫しているため、EUを率先して引っ張れるだけの余力はない。
イギリスの離脱に拍車をかけるように、他のEU加盟国でも離脱の動きが益々強くなれば、
今後EUは機能しなくなっていく。
そうなれば横で隙を見て笑っているのはウクライナ問題でEU各国から制裁を受けているロシアだろう。


各国では極右政党や左派が支持票を伸ばしている。
その背景に移民の問題やそれに伴う雇用問題や社会保障の圧迫など
複雑な背景があるのは事実だが、移民流入問題とEUの事は別である。
移民により雇用を奪われたと思うのも、また然りである。
極右政党や左派はそう言ったことを安易に国民の不安を煽り立ててはいないだろうか。
そこに今の苦しいヨーロッパの現状がある。


キャメロン首相もEU残留か離脱かを問う国民投票を行うと公約してしまったのも浅はかであった。
間違った判断だったとしか言いようがない。
このようなナイーブで、専門家でも将来像が分からない問題を国民に白黒決めさせるのはよくなかった。
感情だけで決まるしかないのは目に見えていた。
イギリス議会は民主主義で、国民によって選ばれた議員によって政治を行っているのだから
慎重に世界経済や動向を見つつ、政治家が判断しなければならないものを国民に委ね
国民投票を行ってしまったのは、以前のギリシャ同様浅はかな行為である。


私がヨーロッパに行ったころ、今のヨーロッパとは違っていた。
また私が2014年に完全帰国した頃のヨーロッパと今のヨーロッパもまた大きく変貌した。

これから2年かけてイギリスは離脱に向けての交渉を始めるわけだが、
将来像は全く不透明であり、世界的に経済が落ち込むことは必須だ。
日本でも円高株安になり、せっかくデフレ脱却をし賃金も上がっただけに
この影響がどうなるのか、誰もわからない。

日本も参議院選を控えています。
国政に限らず世界の国際情勢にも無関心にならず、皆んなしっかり考えて自分の意見を咀嚼して、
新聞を読んで勉強して、今後を決める大事な一票を投票しに足を運んでほしいと思います。




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by erikok0826 | 2016-06-25 11:36 | 出来事/ひとりごと | Comments(0)
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日々の生活の雑記


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