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カテゴリ:旅( 26 )

再び中欧ヨーロッパへ!!


久々の更新になってしまいました。
5月の月末からは仕事で嫌なことが続き、
同僚の間でも不信感が漂う事態になっていましたが、
なんとか(?)乗り越えつつある今日この頃です。
普段自分から誰かに悩みを相談できる環境にないので
そんなとき支えてくれる家族や、私を理解してくれた同僚には感謝です。

さて色々あったけど、もうすぐヨーロッパ旅行が控えています!

今回の旅行はチェコ・ハンガリー・オーストリアです!

ハンガリーは特に思い入れがあり、丁度私がフルート以外の先生で
室内楽を丁寧に指導してくれる先生を探していた時、
国際コンクールを受ける直前に訪れた、ハンガリーのブタペストで
リスト音楽院教授で、ショパンコンクールの審査員も務めた
先生に師事できたことが今でも貴重な経験になっています。


英雄広場から見たブタペストの街並みと、ドナウ川の雄大さ、
また有名なくさり橋は圧巻でした。
まだ10月だったのに、もんのすごく寒くて、
パリに帰った時、なんて暖かい街なんだ!!って思ったくらいでした。


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古風な街で、街かどにあるカフェもとても可愛かったな。

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ただ保守的な国で、何年か前まで社会主義の国だったので
なかなか英語が通じず、人々も少し恥ずかしがり屋さんだった記憶がありますが
慣れると本当に気の置けない、親切で心根の温かい人ばかりです。



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2009年の10月上旬に行った時の写真ですが、10月とは思えないほどの寒そうな感じが
写真で伝わるでしょうか?
思い出すだけでも底冷えのする酷い寒さでしたが、
その寒い土地で飲んだパプリカのスープは絶品でした。


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↑街にあるポスト。かわいい~~


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↑郵便配達車に乗らせてもらう。


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街を歩いた記憶はどうして鮮明なんだろう。
いつもふとした瞬間思い出すよ。


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↓はしゃぐ私と同行のカメラマン。

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6年ぶりのブタペスト、今から楽しみです。

去年の7月にパリを離れたばかりで、またパリに行くのはまだ早い!
それに今はまだ時期じゃない。でももうすぐかな。
そしたらパリの皆さん、会ってくれるかしら?
その時はまた知らせますね☆

ブタペスト以外にも、チェコ、プラハもオーストリア、ウィーンも
きっと懐かしいヨーロッパの風に浸りながら、パリを後にしてからの一年を
どう感じるのか、とても楽しみです☆
少しでも成長してたらいいけどな。どうなんだろ。どう感じるか怖いようなワクワクするような・・・

この旅行を後2週間後に控え、まだまだ問題の続く仕事の方は明日からまた踏ん張ります。

よい週末を♪

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by erikok0826 | 2015-06-05 22:19 | | Comments(0)

小さな旅。~湯河原・幕山公園の梅林


2月は忙しい日々を送り、風邪をひいていることにも気付かずに
働いていた一か月でしたが、この日を楽しみにしていました!

今日は梅を観に神奈川県湯河原の幕山公園に行きました。

前日の大雨とは打って変わり、空は透き通り海も綺麗です。
今日は富士山が良く見えます。


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湘南海岸を通って湯河原に向かいます。
箱根駅伝でお馴染み、平塚中継所からの湘南海岸沿い。
選手たちが熱い熱戦を繰り広げ、スピードランナーが抜擢されるコースです。

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海が見えてきた!!

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陽の光は眩しく、海はキラキラに輝いてました。
のどが渇いたので、フランスではお馴染みオランジ~ナ!のレモンバージョン
レモンジ~ナを飲みます!

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一気にプふぁ~~~!!っと飲みました!

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横浜から一時間ちょっと車で走ったら、もうこんな自然豊かなところに来れるんだから!

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車の中でお菓子を食べたり、ワイワイやってたらあっという間に湯河原に到着!

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道路沿いには菜の花が可憐に咲いています。
そう、もうお雛祭りだしね!

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幕山公園は森林公園になっていて、子供が遊んだりピクニックをしたり
登山をする人や温泉に入りに来たり、楽しめる場所です。

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幕山公園には約4千本の梅が植えてあり、梅のカーテンのようです。
今日は7分咲きでした。

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みんなお弁当を広げたり、写真を撮ったり、花に魅入ったり
思い思いの時間を過ごしています。
まさに梅の宴!

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公園に足を踏み入れる前から、梅の淡い香で満ち溢れ、人の心を穏やかにしてくれます。

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青い空に桃色のしだれ梅がきれい!!

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梅の木の下を歩きます。

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山間から顔を見せる相模湾。
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春はもうすぐそこまでやってきていた!

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紅白のコントラストも淡くて麗しい。

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水に恵まれた土地で、海岸沿いの豊かな日差しに恵まれ
咲き乱れていた梅。

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ぎょえ!!!

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そっ、そうだよねぇ~。出ますよねぇ。



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花弁が丸くてかわいい。


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夜はライトアップもするみたい!

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公園で仲睦まじい老夫婦がまるで子供のように可愛がっていた五郎君。

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ホント人懐っこい。

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いいご家族でした。


その後は山菜そばを食します。

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採れたての山菜に、近海の海で採れた磯の香りがまたより一層食欲を増す海苔。
外でいい景色を見ながら食べるお蕎麦はとっても美味しかった!


デザートは、

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梅ソフトクリーム。
ほのかな梅の香で品のよいお味でした!
春を感じるデザートでした。

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最後にまた梅を眺めながら、山の散歩道を通って帰りました。

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都会から車を1時間ちょっと走らせただけで、こんなマイナスイオンに満ち溢れ、
食べ物や食材も美味しい街に来れました。

時間の流れが全然違うし、四季の移り変わりを実感できる。
これが本来人間が忘れてはいけない日常なんだよね。
つい忙しいと心の余裕がなくて、自分の事ばかり考えがちだけれど
自然を少し触れただけで、なにか大事なことを思い出させてくれる。
本当に素晴らしい時間でした。

心にゆとりがない時こそ、こんな自然の美しさを思い出し、
また仕事頑張ろうと思いました。










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by erikok0826 | 2015-03-03 12:01 | | Comments(0)

トルコ旅行記⑨ ~イスタンブール編


長きにわたって紹介してきたトルコ旅行記もいよいよイスタンブールで最後です。
昨年12月中に旅行記をまとめるはずが、年をまたいでしまいました。

今日はチャナッカレからフェリーでダーダネルス海峡を渡り
マルマラ海に入り、ビザンティン帝国(東ローマ帝国)や
オスマントルコ帝国の首都、イスタンブールに入ります。

第一次大戦後、首都はトルコ共和国の父であるアタチュルクによって
アンカラに遷都されました。


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もし時間のある方はトルコの地図を一度見てみてください。

私は旅行中、イスタンブールにいてもどこがマルマラ海で、
どこが黒海側なのか、たまに分からなくなることがしばしばありました。


イスタンブールには日も暮れた夜に着きましたが、
トルコ旅行中はお天気に恵まれてきたのですが、
最後のイスタンブールだけは曇り空、時々雨でした。

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夜に泊まったホテル。
ここは豪華な食事で、凄く美味しくて、普段朝食は絶対食べない私も
朝からガっつり食べてました。




次の日も雨でしたが、遂にやってきました、
オスマン帝国のスルタン(皇帝)アフメト14世によって建造された
通称、ブルーモスク。



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ちょっと写真では分かりづらいですが、6本のミナレット(塔)に
内部はイズニックタイルやステンドグラスで覆われた、
色彩美しいモスクでした。


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トルコといえば、トルコ石やターコイズブルーに象徴されるように
青い色はトルコ人にとって大切な色です。
心を落ち着かせたり、静めたり。
昔から大切にされてきた色でした。


ブルーモスクも中に入った途端、神聖なこの青い色が
観る人の心を捉えます。

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このイズニックタイルで覆われたモスクの内部。
キリスト教の教会とは違い、イスラム教では偶像崇拝禁止なので、
絵画や銅像を飾り、祈りをささげることは禁止されています。

その代わりに、トルコ北西部のイズニク地方で採れた土を使った、
陶器などが名産だった事もあり、タイル文化が発展し
モスクの内部や壁面をタイルで覆う文化が生まれました。


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柄もアラベスク模様や、チューリップ(トルコの国花)をあしらった物など
幾何学模様が多いです。


次はスルタンアフメトモスクの反対にあるアヤ・ソフィア寺院に行きます!


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アヤソフィア寺院はビザンティン帝国時代にキリスト正教の大聖堂として建てられました。
ビザンツ時代の貴重な建物です。現在は博物館になっています。

ここはコンスタンティノープルの総主教の所在地でした。
コンスタンティノープルとはビザンティン時代の首都の呼び名でした。

しかし、オスマン・トルコ帝国の支配下になってからはモスクとして
度重なる改築を余儀なくされ、ミナレット(塔)が建てられ現在の姿になりました。

ヨーロッパでも正教時代の美術、特にビザンティン美術を見られる場所は数少ないのです。


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フレスコ画がはがれてきてしまってる部分もあります。
実はこれ、オスマントルコ軍のスルタンがイスラム教のモスクに建て替えようとした時に
上から塗りつぶしたそうですが、改装した時に下にビザンティン帝国時代のフレスコ画が
隠されていたことが分かったのです。

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現在アヤ・ソフィア内は改装工事中で、全体を撮ることは難しかったですが
イスラムに征服される前の東ローマ帝国の文化を見る事が出来て貴重な体験でした。

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下の写真はイスラムに征服された時代の様式。
偶像崇拝禁止なので、アラベスクや幾何学模様でモスクを飾ります。

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その後トプカプ宮殿に行きます。
トプカプ宮はオスマントルコの皇帝スルタンの住まいですが
現在外観のみしか撮影が許されていないので、写真がほとんどないのです。。
でもマナーのない観光客は、隠し撮りとかスマホで構わず撮影してました。


トプカプ宮殿から見たボスフォラス海峡。
あいにくお天気は曇り空でしたが、ここに大きな帝国と
難攻不落といわれたコンスタンティのーブルの城壁が見え哀愁漂います。


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トプカプ宮殿を後にし、イスタンブールの街を歩いたのですが、
休日とあってか凄い人・人・人。
目が回りそう。。。


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そして下の写真は、アガサ・クリスティがオリエンタル急行を執筆していた際に
よく泊っていたホテル。
そのホテルの目の前にはオリエンタル急行の終着駅があります。

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駅構内でネコが歩いています。
ここの駅のレストランで食事もしたのですがその写真はまたあとで載せます。

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アガサ・クリスティのオリエント急行殺人事件をまだ読んだことがない方は
ぜひ一度読んでみてくださいね!
よく出来てるなぁ~って感心しちゃいます。




イスタンブールはヨーロッパ側とアジア側に分かれていますが、
フェリーや大橋で行き来する事も出来ますが、マルマライという
ボスフォラス海峡を横断する海底トンネルがあり、
鉄道でも移動することができます!

これが出来たことにより、いつも渋滞の問題で悩まされてる
イスタンブールの市民の生活はだいぶ改善されてるようです。



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いわゆるメトロのような感覚です。
ここで切符を買って乗ります。

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この海底トンネルには日本の大企業と深くかかわっているのです。
日本の技術の素晴らしさは世界からも大きな信頼を置かれてることが分かります。

ボスフォラス海峡横断トンネルは大成建設が施工しました。
海底トンネルの技術が世界中で評価され、アラブ首長国連邦の送水管建設など
海外受注を多く持ち、欧米の強豪企業を撥ね退けて、ボスフォラス海峡横断トンネルの受注を受けました。


私もワクワクしながら列車がやってくるのを待ちます☆


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来ましたー!

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2020年の夏季オリンピックは東京に決まり、同じく立候補していた
イスタンブールは残念ながら落選してしまいましたが
イスタンブールは東京やニューヨーク、ロンドンなどの大都市以上に
交通渋滞の問題がひどいようで、より改善していくことが当面の問題のようです。

日本でも地方創生と叫ばれてますが、大都市に人が集まりすぎて起きる問題は
どこも深刻なようです。


次回はボスフォラス海峡のクルーズとたくさんの香辛料や食材が
いっぱい詰まって安く手に入るエジプシャンバザール、グランバザールを紹介します。






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by erikok0826 | 2015-01-05 08:58 | | Comments(0)

トルコ旅行記⑧ ~エーゲ海とトロイの遺跡


メルハバ!

ブログ更新するのが遅くなってしまいました。
いま丁度、クリスマス前の年末商戦で仕事に忙殺されてました^^
でも目標にしていたことが、昨日一つクリアできたので
プレッシャーから少し解放されて、今は清々しく
また新たに頑張ろうと思いました!

さて、今日はエーゲ海とトロイ遺跡の写真を載せていきたいと思います☆

車窓から撮ったエーゲ海。
ここは世界中で一番のオリーブの生産地。
オリーブオイルの味が全然違いました!ほんっとに濃くて美味しい!
サラダにオリーブオイルだけでいけちゃいました。

なので沿岸沿いはオリーブの木がたくさん生えてました!

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そしてやってきました!
トロイ遺跡です!


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トルコではハットゥシャシュ遺跡やエフェソスなど、色んな遺跡を見てきましたが
私が一番見てみたかったのはトロイ遺跡。

でもちょっと想像と違いました。

というのは、この遺跡を発掘したのはドイツのハインリッヒ・シュリーマンですが、
彼は幼少期に読んだホメロスの叙情詩「イリアス」を読み
作中に出てくるトロイア戦争の地、トロイアは必ず実在するという信念から、
発掘調査の専門家でも考古学者でもなかったシュリーマンは
無許可でこの地の発掘を始めます。

当時はトロイアは架空の地だと思われていたからです。

シューマンについては賛否両論です。
彼は遺跡調査に関しては素人で、時間をかけた丁寧な発掘を行わなかったため
遺跡は発掘されたものの、破壊されたという学者たちの意見もありました。

私はシュリーマンの自伝「古代への情熱」を読んで
トロイの遺跡が実際はどうなのか目で確かめてみたいと思ってここに来ましたが、
やはり保存状態はいいとは言えませんでした。


シュリーマンは爆薬を使った発掘など、手荒い手法だったため
多くの貴重な遺跡が傷ついてしまいました。

しかし現代とは違い、1870年当時はまだ考古学や発掘調査の方法など
未発達な分野だったので、致し方なかったと思います。

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この上の写真からもわかるように、戦争が起きて何度も領土争いをするほど
この地は豊かな立地条件に恵まれていたことが分かります。

ずーっと先にはエーゲ海。各国との交易も盛んだったことでしょう。


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そしてトロイの木馬!
この中にギリシア勢が潜んでいて、このイリアスの地を伺い
一気に攻めたんですね!

この木馬は映画で使われたセットがここに提供されました。

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私も木馬の中に入り、せま~~い階段を滑りそうになりながら登りました。



さてさて次回はいよいよトルコも終盤。
イスタンブールを紹介します。

寒さ厳しい毎日ですけど、みなさん風邪にはくれぐれも気をつけて!




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by erikok0826 | 2014-12-21 10:19 | | Comments(0)

トルコ旅行記⑦ ~エフェソス古代都市遺跡



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今日は紀元前11世紀に古代ギリシア人(イオニア人)によって建設された古代遺跡の
エフェソス遺跡を紹介します。

現存するギリシア文明遺跡の中でも最大規模を誇ります。


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エントランスを入るとすぐに2世紀に造営されたという
ヴァリウス古代ローマ浴場が見えます。


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そして中央通りであるクレディア通りを南下します。
この通りの両サイドは商店街として栄えた跡地だそうです。


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こちらは勝利の女神ニケ(NIKE)の女神。
スポーツの有名メーカーのナイキはこの勝利の女神ニケの名前が由来。
そしてナイキのマークは女神のスカートの裾がなびいたところだったのです!

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パリのルーブル美術館のドゥノン翼1階に飾られている
サモトラケのニケも勝利の女神の彫刻ですが、
エーゲ海北東、ギリシアのサモトラケ島で発掘したことから
サモトラケのニケと呼ばれています。



下の写真はメミウスの碑。


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ローマの独裁官であったスラとその息子ガイウス、そしてスラの孫のメミウスの
3代の独裁官を祭って建てられた建造物だそうです。


このエフェソス遺跡、いい保存状態で残されていました。
この場所はトルコでも地中海とエーゲ海のほぼ真ん中側に位置するので、
夏は物凄く暑くなり、古代ローマ時代では気温が約50℃近くにまでいったそう。
確かに冬でも温暖で、気候は穏やかなので夏はすごく暑いんだろうなと思いました。


トコトコ歩いて行くと、目の前にトラヤヌスの泉が見えてきました。

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そしてローマ帝国の5賢帝の一人、ハドリアヌスの神殿も見えてきます。
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紀元前に建てられたものが、何千年の時を経てもこうして残ってることに
奇跡を感じます。
遺跡では学者さんや考古学者さんによって、まだまだ発掘や新しい論説がされています。


下の写真は古代ローマ時代の公衆トイレ。
昔はトイレで座って政治家や哲学者が様々な意見を交わし
交流の場として使われたのでした。


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そして下には水が絶えず流れるようになっていて
水洗トイレだったのでした!



そして見えてきました!
エフェソス遺跡でも見どころであるセルスス図書館。
私は図書館が大好きで、世界の色んな国や都市の図書館を見学したり
図書館の歴史について学ぶのが好きですが、
古代ギリシアの三大図書館の一つを目にする事が出来て幸せでした!


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そしてこちらも完全な形で残されている、1400人収容できる
古代の音楽堂、オデオン。

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よく音が響く作りになっています。
手をたたくと一面に音が響きます。

ここは現在でも野外コンサートが開かれ、著名な音楽家や
今は亡き世界三大テノールのパヴァロッティなどもコンサートを開きました。


そしてアルカディア通り。
この通りは港まで面しています。
この恵まれた立地条件が貿易や他国との交易を盛んにし
発展した古代都市だったんですね。

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アルカディア通りをずっと真っ直ぐ歩いて小高い丘に登ると
古代劇場のオデオンとアルカディア通りが一望できます。
このアルカディア通り、ジュリアス・シーザーやクレオパトラも歩いたと
言い伝えられています。

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このエフェソス遺跡は本当に現存状態が素晴らしく
当時の人々の生活がよくわかるので、是非みんなにも一度は行ってもらいたい場所でした。


この日の夜はエーゲ海を一望できるホテルに泊まるため
この後、車で移動したのですが、
生まれて初めて目にしたエーゲ海を車窓からパチりとカメラに収めました。

夕焼けとエーゲ海に感激しました!

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遠くには小島がたくさん浮かび、船もたくさん見えます。
ずーっと昔から、こうして盛んな交易によって賑わった街だったんでしょうね。

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陽が落ちてから、ホテルの前に見えるエーゲ海。


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貝殻拾いに夢中になる著者。

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次回はエーゲ海からトロイの遺跡までを紹介します!






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by erikok0826 | 2014-12-13 09:19 | | Comments(0)

トルコ旅行記⑥ ~古代ローマ都市、ヒエラポリス・パムッカレ編


今日はユネスコの世界遺産に登録されている
古代ローマ帝国の都市ヒエラポリスにあるパムッカレを紹介します。

トルコ語でパムッカレとは「綿の城」と呼ばれています。
私は最初、綿の城というのはパムッカレが石灰岩の丘陵で出来ていて
それが綿のように真っ白だから、この名前が付いたのかな?と想像しましたが
そうではないようで、このパムッカレ一帯が
古代から質の高い綿花の産地だったことで、この名が付いたそうです。

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パムッカレには朝早く着きました。
空の色の変化と、古代ローマの都市の廃墟。タイムスリップしたみたいです。

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空には朝焼けを見ようと気球が飛んでいます。

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石灰岩でできたパムッカレ。
石灰華段丘として独特な景観を生み出しています。

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まるで雪が積っているかのように見えます。
でもこれ、すべて石灰岩の棚田になっているんです。
一面乳白色に染まり、陽の光を浴び、更に眩しく輝きます。

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二酸化炭素を多く含んだ雨が、石灰岩の中に浸みわたり
石灰岩の地下では炭酸カルシウムを含んだ水が地熱で温められて
温泉となって湧き出る仕組みです。


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石灰棚に湧き上がった温泉水。
空が水に映り、溜息が出てしまうほど綺麗な風景です。

昔は石灰棚に今よりもっと多くの温泉水が張られてたそうですが
観光地化し近くのホテルに温泉水を引いたりした影響もあり
石灰棚に湧き上がった水が少なくなったようですが、
最近では景観保護のために、規制をかけ、人が入れる場所も一部のみで、
だいぶ改善されてきてるようです。

富士山の例でもそうですが、世界遺産に登録されるということは
人を多く集めてしまうことでもあり、良いのか悪いのか。。。
観光する側のマナーと、また経済や地域復興のために
観光地化しようとしてしまう人々の
自然に対しての謙虚さも大切になってきますね。

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ここが現在景観保護のため一部のみ開放されている場所。
そこでみんな足湯をします。
靴を脱ぐ場所があって、その先は裸足で歩かなくてはならないのですが
寒いし足はかじかむし、足元はつるつると滑りやすいので要注意です。

※あと脱いだ靴は、必ずビニール袋に入れて持ち歩かないと。。。
 トルコにはそこらじゅうに野良猫&野良犬がいるのですが、
 いたずら好きなワンちゃんが靴をくわえて持ち逃げします・・・。
 でもワンちゃんたちは基本トルコ政府によってワクチン検査を受けていて
 その証に耳輪をしてるので、危険ではありません。人懐っこいです^^


私も足を滑らせながら、足湯をしに行きました!

ここは古代都市時代から、温泉保養地として栄えた街でした。
当時まだ医療も発達してなかった時代、人々は自然の治癒の力を求めて
この地に集まったのでした。

私の足を載せてしまいました・・・大変失礼!

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でも丁度いいお湯加減で気持ち良かったです!
でも靴脱ぎ場まで歩くのに、ホンッと苦労しました。
転ばないか冷や冷やしました(苦笑)


日本と同様、トルコも数多くの温泉を持つ国です。
以前このブログにも書いたように、トルコ人はホントお風呂が大好き!
日本人と通じる部分がたくさんあります。

トルコは黒海と地中海に囲まれ、アナトリア高原が拡がる小アジア地域。
火山も多く、プレートの活動が活発なので地震が多いところも日本に似ている。

前回紹介したカッパドキアも火山が噴火し、風雪や雨による浸食が作りだした
独特の景観でしたね。

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この地区も過去に大きな地震が幾度かあったようです。



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この世のものとは思えない景色を心に焼きつけ、
パムッカレをあとにしました。

またいつか月日がたって訪れたい街でした。

パムッカレを後にする時に車窓から見た、たくさんのみかんの木が
紺碧の空に映えて色鮮やかでした。

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次回は古代ローマ遺跡のエフェソスを紹介します!






































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by erikok0826 | 2014-12-08 23:17 | | Comments(0)

トルコ旅行記⑤ ~きのこ岩、陶器工場編


カッパドキアの中でも、また不思議な形をした岩々を見れる場所がある。
そこはパシャバーと呼ばれる、またの名をきのこ岩と人々は呼ぶ。


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カッパドキアの岩窟群は広大で、またその場所場所によって様々な顔を見せてくれる。


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ここは岩の上も歩く事が出来るので、ここに来る方はくれぐれも
歩きやすい靴で来て、ぜひたくさん歩いて「生き続ける街」を体感してほしい。


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紅葉を終えて葉が落ちた木には、トルコの有名なお守り、青色のガラス玉に目が付いている
ナザールボンジュウが飾られています。
これはお土産屋さんが勝手に木にかけて売っているのでしょうけど、
こんなにたくさんあると、景色に馴染んでとても綺麗です。

この伝統的なトルコのお守りのナザールボンジュウは、
どこのお土産物屋さんや、トルコ人の車の中や家の中でも
至る所で見る事が出来る代表的なものだけれど、歴史的な意味合いが物凄く深いようで

5千年もの昔のイスラム以前まで遡り、
「羨望や妬みの目にさらされ続けると悪い事が起きる」
「青い目の人の視線(嫉妬の意味合いでしょうか。それとも侵略の歴史でしょうか?)
は災いをもたらす。」という民間信仰が強く
こうした言い伝えから、このお守りが身を守るとして大切にされてきました。

どうして目なのかといえば、目は私たちの心の窓です。
だから自分のいい考えも悪い考えも、目から相手に伝わります。
それとは反対に、相手の心も目や視線を見ればなにかを感じるように
悪い視線をもった目にさらされると、自分に災いが起こると考えられたのでした。

なのでトルコの人は事業を始めた時や、交通安全、赤ちゃんが生まれたり、など
この民間信仰を大切にしているそうです。



さて、きのこ岩を後にし、次はローズバレーに向かいます。
ここは朝日や夕日の光を浴びると、岩がバラ色になるそう。


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この日はあいにくこの時間に雲が出てきてしまいましたが、
なんだか雲の裏に隠れた陽の光が、よりこの場所を幻想的にしていました。


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このあとウチヒサールのホテルに戻りましたが、
その途中で見たカッパドキアの街の夜景が、素敵でした。


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空の上に浮かぶ街のようでした。
本当にこの厳しい自然の中で、いまも洞窟で生活してる人がまだたくさん居るなんて。
この生活をみんな大切に守っています。


次の日は陶器工場に見学に行きました。

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すべて手作りで、1枚1枚丁寧に色づけされ焼かれた陶器が工房の中を彩ります。
トルコは赤土や陶器に適した土がたくさん採れることもあり、
またオスマン帝国時代に栄華を極めたイズニック地方のイズニックタイルが有名で
イスタンブールではスルタン(オスマン帝国皇帝)の霊廟、通称ブルーモスクの壁一面を
イズニックタイルで埋めてあります。


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こうした実用的な陶器だけに限らず、タイルとしても発展していったところが面白いです。

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絵付け職人さんたちがここで色づけしていきますが、同じデザインでも
1枚1枚ハンドメイドなので、微妙に色合いが違ったりするので
選ぶときも細かいところに目を向けながら選ぶと楽しいです。


店内で購入する事も出来ます。
輸出したり他のお店で買うと値段も上乗せしてあり少々値が張りますが
ここでは交渉次第で随分手ごろな価格になるようです!

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私も気に入ったカップを購入しました!
それはまたお土産編で紹介したいと思います。

次回は天然のお湯が湧き出て、石灰成分が強いため、一面真っ白な岩山で覆われている
パムッカレを紹介します!パムッカレでは標高も高い山の上で
足を滑らせながらようやく辿り着き、足湯をしました!

では次回!























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by erikok0826 | 2014-12-04 15:10 | | Comments(0)

トルコ旅行記④ ~ギョレメ野外博物館


カッパドキアの中でも特に時間をかけて見物したい場所。
そこがギョレメ野外博物館です。

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4世紀、未だ国教としてキリスト教を認めないローマ帝国から
迫害を受けた敬虔なキリスト教徒たちが、ここカッパドキアに隠れ住み、
修道士たちは地道な布教活動をしながら、厳しい修行を行いました。

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岩々にはこうして風雪の浸食により、自然に出来た穴がたくさんあいてますが
それをうまく利用して、さらに生活空間を作り、地下都市として隠れ住んだのです。

現在公開されてる幾つかの教会には、
11世紀ごろに描かれたビザンティン様式のフレスコ画を見る事が出来ます。
写真撮影は禁止だったので、教会内の写真はありませんが
興味のある方は図書館の美術図鑑などで見る事が出来るので調べてみてください。

キリスト教が国教としてローマ帝国に認められたのちも、
常にカッパドキアは迫害をうける者たちにとって隠れ住む格好の場所でした。
ローマ帝国のキリスト教公認後は、イスラム教の勢力に迫害され
ここで隠れ住むことを余儀なくされました。

この岩窟教会を見ると、人々がひっそりと暮らし、
信仰と共に厳しい生活があったのだろうことが想像出来ます。

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「リンゴの教会」(この岩窟教会の前にりんごの木があったため、この名が付いた)や
「聖バルバラ教会」ここには8世紀ごろに起きた聖像破壊運動(イコノクラスム)の影響を受け
壁に幾何学模様が施されているのがわかります。
「ヘビの教会」と呼ばれる教会には、カッパドキア出身の修道士、
聖ゲオルギウスがヘビを退治している姿がフレスコ画に残されています。
「サンダルの教会」にはイエスキリストの生涯を描いたフレスコ画を見る事が出来ます。


一通り見終わり、岩々を歩いて少し疲れたら、ギョレメ野外博物館の入り口近くに
ザクロ100%ジュースを絞っている光景を目にしました!
トルコは地中海側や内陸部など豊かな土地を生かし、美味しくて栄養たっぷりの果実が
たくさん売られています。酸っぱくて体によさそう!

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でも私はこっちを選びました!!

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さ~て、このお兄さんは一体何を売ってるのでしょうか??

正解は

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長く伸びた白い物体の下に、チョこっと映っているのを見ればわかります。
これは、トルコアイスです!
すご~~~くのび~~~~~る~~~~!

でもホンッと美味しかったです。
旅行最終日のイスタンブール空港で飛行機の搭乗前ギリギリでも食べてました。
(トルコリラを使いきる目的もあり。)


そのあとはカッパドキア内にある絨毯工場を見学しました。
絨毯といえばすぐに私たちは「アラジン」を想い浮かべ
空飛ぶ絨毯=ペルシャ絨毯!と思い込みがちですが
実は世界で初めて絨毯を織った民族はトルコ人だそうです!

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すべて手作業で行われています。
こうしてカッパドキア地方の女性は、男性が外で畑仕事をする代わり
家で地道に絨毯を織り、生活を支えています。


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色鮮やかで、シルクの最高級のものからウール100%のものまで
デザインや光沢、大きさなど様々な絨毯が工場内を飾ります。

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この工場には、あの宮崎駿監督もいらして、絨毯を購入されたそうです。


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色んな柄を広げて見せてもらえます。
光の当たり方によって様々な表情を見せる、シルクの最高級絨毯ヘルケ。
日本で買うとリビング大のサイズでも数百万しますが
現地で購入すれば比較的求めやすい値段になるようです。

それでも全く手の届かない品々でしたが、
芸術作品としてこうしてたくさんの種類の絨毯を手に取り
足で感触を感じることができた機会は素晴らしいものでした。


次回はパシャバーと呼ばれる、通称「きのこ岩」や
夕日が当たると谷がバラ色に見える「ローズバレー」などを紹介します!























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by erikok0826 | 2014-12-03 23:12 | | Comments(0)

トルコ旅行記③ ~カッパドキア編


メルハバ!!(トルコ語でこんにちは。)

前回紹介したボアズカレのハットゥシャシュ遺跡から車でまた走り続けると
だんだん見た事もないような岩石が姿を現します。


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ここはカッパドキア。
古代ペルシア語で『美しい馬の地』という名を持つ地域。

トルコの首都アンカラから南東に位置し、大昔アナトリア高原の火山噴火によって
溶岩が流れ出し、風や雪による浸食によって独特の風景を形成しました。

今現在も「生き続ける街」として、目に見えない僅かずつ形を変え
また何百年か後には、今見ているこの風景は変わっている事でしょう。

長年の浸食で崩れる危険がある現在でも、この洞窟群で昔ながらの生活方法で
暮らし続ける人々がいます。

このカッパドキア岩窟群も世界遺産に登録され、
カッパドキア地方全体が世界遺産のため、周囲に近代建築物や工場などを建てるのは許されず
景観を守るためにみんな、昔ながらの質素な生活を営んでいます。


通称「らくだ岩」が見えてきました。


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風邪や雪の浸食によって独特な形に変形した岩。
なんの形に見えるのか、それぞれ想像しながら眺めると楽しいです。


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夕日が沈み、空や岩の色が段々変化していくのは見ていて飽きることがありません。


カッパドキアの観光は明日にし、今晩泊るホテルに移動します。
今夜のホテルはウチヒサール地区にある、ホテル『ウチヒサール・カヤ』に泊まります。
カヤとはトルコ語で「谷」という意味です。


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なんか南国のホテルに来たようです!
ただ今はシーズンオフで寒いため、プールには入れませんが・・・。
でもここ、ハマム(岩盤浴をした後、あかすりやオイルマッサージをしてもらえます)が有名!
トルコ人はみんなハマムが大好き!

トルコ人と日本人は本当に似ているところがたくさんあります。
民俗学的にもモンゴロイド系であり、
言語も他の欧米諸国の大半がインドヨーロッパ語族なのに対し、
日本と同じアルタイ語族に属します。だから日本語の発音系統によく似ています。

室内に入るときは靴を必ず脱ぎ、お風呂が大好きで夜にお風呂に浸かります。


さてさて、ホテルのバーはこんな感じ。

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テーブルの椅子が手の形になってる!!

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今晩はたくさん移動して疲れたので、食事をとってすぐに休みます!
それには訳があって、次の日の朝、早く起きて見たいものがあるからです。

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トルコの料理はケバブ(羊の肉)やヨーグルトソースで和えたものや
それに野菜が本当に味が濃くておいしいです。
野菜にオリーブオイルとレモンをかけただけなのに、こんなに味のしっかりした野菜は
食べたことはありません。

ただ食べすぎに注意です。

トルコは水道水が飲めません。
石灰分が強すぎて、日本人はお腹を壊してしまいます。
トルコ人ですら飲み水はミネラルウォーターを買います。

なので水道水で洗った生野菜や果物を頂く時は
たっぷりとお酢かレモンを絞り、果物は皮をむいて食べましょう。

それでも野菜を食べすぎた私はお腹を下しましたから(笑)




さて次の日。

早朝4時に起きた私が見たかったのは、星空でした!!
満天の星空、こんなの日本の田舎でもどこの都市でも見た事がないくらい
本当に美しいものでした。こんなたくさんの星は見た事がありません。

空を見上げていると、いくつもいくつもの流れ星が夜空を横切ります!!
ここでみた流れ星はおばあちゃんになっても絶対に忘れないでしょう。
写真が撮れなくて残念でしたが、これは心の中に仕舞っておくものなのでしょう。


ずーっと空を見ていると空が明るくなってきました。

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岩窟群に空いているたくさんの穴の中に風が通る音が、なんとも美しかったです。
風の谷のナウシカや天空の城ラピュタのような世界観でした。

そして私が見たかったのはこれ!

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朝5時半ごろになると、空で朝焼けを見ようと、みんな気球に乗るのです。
気球が次から次へと飛び上がる風景は私も心が沸き立ちました!

今はシーズンオフですが、それでも気球の数は多かった。
でもハイシーズンはこんなもんじゃないそうです。

うわぁ~~~!!!

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この色彩。この世のものとは思えない美しさでした。
今までにも色んなところを旅して、いろんなものを見てきたつもりでしたが
こんなに美しくて涙が出そうになったのは今までにありません。

こういう自然の風景に人はかないません。
山や空、自然の美しさにひれ伏すしかないと思いました。

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みんな洞窟で生活してるのが見えますか?
岩窟群にたくさんの穴が開いています。
もちろん人間だけではなく岩ツバメやハトなどの鳥たちもたくさん住んでいます。

この朝焼けの瞬間はあっという間に終わってしまうんです。
こんな色はなかなか見られないだろうな、と思いました。


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空からだとどんな風に見えたのでしょう?
今回は予約がたくさんで、また次の日は風が強くて気球が飛ばせず
乗ることはできませんでしたが、いつかまたここに来た時に乗りたいと思います。

ちなみに気球は雨の日でも雪の日でも飛ばせるそうですが、
風がある日は飛ばせないそうです。

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でも寒そうです!!

この時期だったらもうとっくに大雪が降っていてもおかしくないカッパドキアだそうですが
今年は例年とは違い、まだ雪も観測しておらず気候も比較的暖かいです。

幻想的な景色の余韻に浸りながら朝食を食べます。
レストランからもカッパドキア岩窟群と気球を見ながら
一大パノラマで食事をとれました。


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次回はカッパドキア地方内の古代ローマ時代からのキリスト伝播の地
ギョレメ国立公園を紹介します。
ここでは修道士たちがキリスト教を布教させようと、岩窟に棲み
人々に教えを説き、また自らも厳しい修行をする場所でした。
キリスト教を国教と認めないローマ帝国の追手から隠れ潜んだ場所でした。

ではまた次回!














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by erikok0826 | 2014-11-28 00:30 | | Comments(0)

トルコ旅行記② 中央アナトリア高原~ボアズカレ編


イスタンブールに着いてすぐトルコの首都アンカラに向かい
そこで一泊したのち、アンカラから東側に150キロほどの街
ボアズカレという街にあるハットゥシャシュ遺跡に向かいます。


トルコの国土の9割以上がアジア側で、アナトリア半島に属します。
いわゆる世界史などで習った小アジア地域です。

黒海を北側にし、西はエーゲ海に面し、南西は地中海があり
地理的にも恵まれていたため先史時代からの遺跡が数多く残っており
発掘は今もなお続けられています。


アンカラから車で中央アナトリア高原を進むのですが
見た事もないような風景がずっと続きます。


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地層を見ると赤いのが分かります。
だから陶器などに適した赤土がたくさん採れ、文化も栄えたのかな。


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トルコは農業大国で国民の大半が農作をし自給自足の生活をする民族ですが
広大な畑はよく見かけるものの、まったく人が歩いてません。


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国土の広さを痛感します。日本ではいくら田舎に行けどもあり得ない規模の平原です。


段々と風景がかわり、ボアズカレに近くなってきました。

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さっきの赤土の地層のような風景とは変わり、ごつごつとした岩山が多く
小高い山にヒッタイト帝国の遺跡、ハットゥシャシュ遺跡が見えてきました。


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ハットゥシャシュ遺跡は紀元前17世紀ごろにヒッタイト人がこの地に築いた
ヒッタイト帝国の首都であり、ヒッタイト人は高度な文明を持ち
人類で初めて鉄器を使った民族です。
この遺跡は1986年に世界文化遺産に登録されました。

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こちらは大神殿跡といわれています。

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下の写真は獅子門(ライオンの門)です。

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ここから約80メートル続く、石の洞窟をくぐります。

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洞窟を抜けると、これまた石を積み上げた城壁が見えてきます。
一体どうやってこんなに頑丈に積み上げ、紀元前から残り続けてるのでしょうか。

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ピラミッドで有名なのはエジプトですが、実はピラミッドを始めて建てたは
ヒッタイト人だそうです。
当時ヒッタイト帝国とエジプト王国は何度も戦争をしていたこともあり
互いの文化を吸収しあっていたそうです。
エジプトはこのヒッタイト人の文化を取り入れたのですね。


城塞の上からはハットゥシャシュ遺跡の全体を見渡すことができます。
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下の写真はハットゥシャシュの聖地ヤズルカヤの地下遺跡にある12神。

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そしてトゥドハリヤ王とシャルーマの神の石碑

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綺麗な状態で残っていました。
高度な文明を持っていたことがよくわかりました。


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ハットゥシャシュ遺跡を後にし、車窓からみた夕焼けが本当に幻想的でした。
こんな夕焼けを目にしたのは初めてなような気がします。


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次回はカッパドキアを紹介したいと思います。





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by erikok0826 | 2014-11-27 13:41 | | Comments(0)