人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々是好日

copori.exblog.jp ブログトップ

セーヌ川へ、夜の散歩。


夜20時半過ぎ。
夕飯を終えて一息ついた後にふらふら散歩に行くのが最近の日課。
この時間帯は空や街の色の変化を一番楽しめる。


アンヴァリッド(ナポレオンの墓所)を抜けてセーヌ川沿いへ。

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_21404463.jpg



川沿いで見つけた黄色い不思議なソファー? ん?ベンチかな??
太いパイプ状の筒で作られてたソファーが、約1メートル間隔で設置されてます。

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_21430910.jpg




そこからずーっと南下して、度々ブログに登場するシテ島へ。



やっぱりこの地区の夜景はなんとも言い難く綺麗。
街灯が灯り出す頃にふらふらするのがいい。


セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_21494055.jpg


22時を過ぎ、ようやく街灯に明かりが灯りだす。


セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22024651.jpg




セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22042000.jpg


セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22060933.jpg


この位置から見るノートルダムの夜景はお気に入り。


写真がピンボケで残念・・・

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22091741.jpg

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22114616.jpg

今日は三日月。




まだ西の方の空は茜色。

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22141836.jpg


コンコルド広場に戻り、自宅に向かう途中でようやく空は真っ暗に。


セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22171851.jpg

パリ市内には37の橋が架かっていますが、どの橋も個性豊か。

上の写真はその中でも一番煌びやかで豪勢な『アレクサンドル3世橋』。
1893年の露仏同盟の証としてロシア皇帝から贈られ、
1900年のパリ万博開催にあわせて架けられた橋。

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22201431.jpg


ありゃぁ~!街灯の周りまで天使が囲っている!
これはなんとも豪華絢爛! 装飾がなんと細かいことか!
典型的なアールヌーヴォー、19世紀末の建築スタイル。

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22274984.jpg



お昼だともっとピンピカ!!

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_22292687.jpg

セーヌ川へ、夜の散歩。_f0341967_17210885.jpg


ようやく自宅に着いたのはかれこれ0時前。
ひゃぁ~歩き疲れた!

# by erikok0826 | 2014-06-04 10:32 | お散歩

ルーアン美術館と街の職人工房


ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_22404978.jpg

1801年に開館されたルーアン美術館。

そのコレクションは私が思っていた以上に豊富で
15世紀から近代までのヨーロッパ絵画を各時代ごと
コンパクトに観ることができる、とても良い美術館だった。


フラッシュなしで撮影可でも、他のお客さんの邪魔になるので普段は撮らないけど
今回は特別にパシャ。


ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_22530689.jpg


というのもこの美術館、他の大きな美術館に負けず劣らず素晴らしい美術館で
5ユーロという安さで入館できるにも関わらず、お客さんがいなくてガラガラ。。。



ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_22592871.jpg

全く人のいない中、作品たちから逆に見られてるようで少し怖かった・・・


ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_23070691.jpg
15世紀の宗教画からイタリア・ルネサンス、フランドル、そして印象派。
コレクションは充実。
ベラスケス、ルーベンス、アングルやドラクロワなど見所満載。


ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_23151453.jpg


印象派に限って言えば、フランス国内第2位のコレクションを誇るらしい。


ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_23364702.jpg

上の写真はルーアン派の部屋。
ルーアンに縁のある画家や街をモチーフに描いた画家の作品を集めた部屋。





さてとお腹が空いたので、お昼を食べる場所を探しに再び街へ。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_00051244.jpg



ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_00213548.jpg
教会の裏にある、大きな公園がとても気持ち良かったので木陰で昼食。



そのあとはサン・マクルー教会へ。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_23513369.jpg
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_00335779.jpg

そして次は職人の工房が軒を連ねる通りへ。

当時からルーアンは商業の街として栄え、陶器やガラス製品、
繊維業や製本業(印刷業)も盛んだったため
現在でも職人の工房が多く残ってます。


街中に可愛いお店の看板が。魔女の宅急便に出てきそう!
どれも個性的で木組みの家によく似合う。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_00444995.jpg

これは陶器の絵付け職人さんの工房。

中では職人さんが絵皿を制作中でしたが、
仕事の邪魔になりそうなので写真は控え
出来上がってお店に出された絵皿を写真にパシャ。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01040700.jpg

次はバイオリン職人の工房へ。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01051026.jpg

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01083199.jpg

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01233882.jpg



カフェの看板もこんなに可愛い!

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01154852.jpg

大好きなお花屋さん♪
バラ、安い!!
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01215826.jpg


この建物かなり歪んでますが、お店(子供靴屋さん)はちゃんとやってます。
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01251074.jpg
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01515318.jpg


玄関のドアの上に黒猫が!!
このお宅の住人が描いたのであろうか??
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01265735.jpg


手作りケーキとイギリス風庭園でアフタヌーンティーが出来るお店。
本日は満席のようで時間の都合上、街歩きを優先・・・
カップケーキを買って食べ歩き。

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01284352.jpg
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01310265.jpg
マフィンは甘さ強め!
やはり紅茶と一緒に食べたら相性抜群だったか。。。



ジャンヌ・ダルクが火刑にあった場所。(Place du Vieux Marche)
十字架の下がその場所だそう。
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_02172535.jpg


ルーアンは第二次世界大戦の際、連合軍の攻撃に遭い
街や大聖堂は大きな損傷を受けましたが
たくさんの人々が協力し支え合い、ここまで見事に復興しました。
そんな悲しい歴史を持つルーアン。
大きな戦争を乗り越えて、今でも多くの人を魅了します。

家に戻ったら遠藤周作の「ルーアンの丘」をもう一度再読するか。
彼も歩いたルーアンの街をまた思い出そう!

ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_02151209.jpg
ルーアン美術館と街の職人工房_f0341967_01364407.jpg



# by erikok0826 | 2014-06-01 19:22 |

ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!


ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_03355209.jpg

パリから電車で約一時間半、ノルマンディー地方の中心都市ルーアンへ!

ルーアンと言えば、ジャンヌ・ダルクの終焉の地として知られ、
また日本人では小説家の遠藤周作が、戦後初のフランス留学生として
リヨン大学に入学する前の約2ヶ月間を、このルーアンで過ごしました。

街はとてもこじんまりしてるので一日あれば充分に楽しめます。



まず最初の見所は、遥か昔ローマ時代に敷かれたという『大時計通り』。
その古い通りに燦然と光り輝く大時計。

ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_03440292.jpg
反対側はこちら。


ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_03464786.jpg

大時計通りの全体はこんな感じになっています。


ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_03564982.jpg

土曜日の早朝だった事もあり、まだ人通りは少なく閑散としていますが
お昼過ぎに再び通った時は、観光客で賑わい溢れかえってました。


この街の特徴の一つは、ハーフティンバーといって(フランス語ではColombages)
「木組み建築」で建てられているとこ。
イギリスや北ヨーロッパ地方に多くみられる建築スタイル。

パリの建物はほとんどが石造りで美しく統一されているのに対し
ルーアンの旧市街に入ると、その街並みがとても可愛らしく親近感が湧きます。


ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_04003959.jpg

ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_04235602.jpg

てくてく歩きながら、ようやく街のシンボルであるノートルダム大聖堂へ。
うわぁ~!!と感動したのも束の間・・・

あれっ?カメラに収まらない・・・

ルーアンで写真を撮るたびに度々苦労したのが、路地が狭くて入り組んでいるのに
突然目の前にどどーん!!と大聖堂が現れるので、
いくら後ろに下がってみたり、しゃがんだりしても
正面玄関全体ですらカメラに収まらないという次第。。。


ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_04494347.jpg
現在シートがかかってる部分は、夏になるとライトアップし光のショーを催すため
その準備でシートがかかっていたようです。

印象派の画家モネはこの大聖堂をモチーフに約30点もの作品を残しました。
ルーアン美術館にもそのうちの数作品が展示されていました。


続きはまた明日!



ノルマンディー地方の街、ルーアンへ!_f0341967_05233723.jpg







# by erikok0826 | 2014-05-31 22:43 |

バスチーユ界隈でサロン・ド・テ



いつもたくさんの人たちで賑わうバスチーユ。
メトロ8番線バスチーユの一つ隣の駅、Ledru Rollinで降りると
セレクトショップやモード系のお店が連なり
歩いているだけでも十分楽しい界隈。


駅からほど近い大通りにある『ローズ・テ』
お店の外観も内装も名前通りバラ色で統一され、
とても目を引くはずなのだけれど、、、

大通りにある割にはちょっとひっそりとしていて、
せわしく歩いていたら、気が付かず通り過ぎてしまうようなお店。
(気付かないのは私だけか。。。)

この通りはよく歩いてた道だったのに、
こんな可愛いお店があるって初めて気付いた私。


店内はこんな感じ。


バスチーユ界隈でサロン・ド・テ_f0341967_00004952.jpg


店員さんはとても親切で、其々のケーキに合う紅茶やブレンドなど
詳しく丁寧に説明してくれます。

私はりんごと胡桃のタルト、
それにロシアンテイストにブレンドされたというアールグレイを注文。


バスチーユ界隈でサロン・ド・テ_f0341967_00230355.jpg

お店には毎日約8種類以上の手作りケーキが用意されていて
種類を豊富に揃えた紅茶に、たくさんの美味しそうな手作りケーキ。
どれにしようかじっくり時間をかけて選ぶのも楽しい時間。



ちょっと写真は分かりにくいですが、
たくさんの紅茶が店内に置かれていています。
50種類以上もあるので、紅茶好きの私は選ぶのに一苦労。


バスチーユ界隈でサロン・ド・テ_f0341967_00344768.jpg

大通りに面しているとは思えないほど、静かで落ち着いたお店。
店員さんとお客さんたちのやり取りを聞いていると
地元の人や顔馴染みのお客さんに愛されてるお店なんだろうな~と思います。


住所 104 ,Avenue Ledru Rollin - 75011 Paris



# by erikok0826 | 2014-05-27 18:00 | カフェ・レストラン

色鮮やかな宵のひととき



今は夏時間でパリと日本の時差は7時間。

夏至を境にだんだん日が短くなっていくけれど
その夏至に向かう最中のこの時期は
22時を過ぎないと真っ暗にならない一番日の長い季節。

日が沈んでから真っ暗になるまでのほんの半時、いわゆる宵の時間を
写真家さんたちは『ブルーモーメント』と呼ぶそうだけど
日が暮れてから僅かな時間、空の色や街の光の変化は本当に美しい。



色鮮やかな宵のひととき_f0341967_05571417.jpg


この空は22時。

橋の上から景色を眺めていると
この時間帯だけが何故かスローモーションで動いていくような、
時間の流れが少し遅くなったような、、、そんな感じがする。
空は薄い水色から紅色に変わり、やがて濃い紫色へ変わっていくとともに
街はだんだん淡く暖かな光で包まれていく。

パリの街並みは夜に一層美しさが際立つ。
モニュメントを浮き立たせる照明や街灯一つとっても
色の明るさや光の角度、輝き方、
それぞれのモニュメントや地区の特性を生かした照明が施されて
其々がまたきちんと計算されている。

こうしたパリ市やデザイナーさんたちの努力が
世界中から訪れる観光客を魅了する。


色鮮やかな宵のひととき_f0341967_06382809.jpg


地区によって様々なランタンや街灯があるので
その違いを味わいながら夜の街を散歩するのもいい時間☆





# by erikok0826 | 2014-05-22 23:47 | お散歩
line

日々の生活の雑記


by erikok0826
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31