中欧ヨーロッパ紀行④ ~プラハ編。
永遠に続くかのような田園風景をず~~~っと走っていると、
ようやくちらほら家が見えてきて、街の中心部に入ってきます。
先日ご紹介した、南ボヘミア地方を北上すると、チェコ共和国の首都プラハへ入ります。
街は黄金のプラハとの異名も持ちます。
↓こちらはチェコのカレル4世橋。
プラハはボヘミア王を兼任した神聖ローマ帝国皇帝によって治められたこともあり、
国際都市として栄えた町でした。
中欧ヨーロッパ最古の大学、カレル大学もあります。
夕日をバックに、プラハ城が見えてきました!!
スラブ民族が6世紀後半、このヴルタヴァ川(モルダウ川)沿いに沿って街を築きます。
14世紀にボヘミア王だったカレル1世が神聖ローマ帝国皇帝に選出され(選任制)
カレル4世の時代にここプラハに神聖ローマ帝国の首都になります。
橋の上から街を眺めます。
橋の両側には聖人の像が立ち並びます。
橋の上では若い学生たちが民族音楽を奏でながら、踊ってるよ。
一旦カレル橋や王宮を離れて旧市街へ。
ヤン・フスの像がある広場へ。
このヤン・フスというお方、15世紀にボヘミアで生まれ
キリスト教宗教改革運動を先導した人。プロテスタントの先駆者でした。
腐敗した教会の体質や権力に異論を訴えたものの
カトリック教会はヤン・フスを異端者として火炙りにします。
それがのちのフス戦争の発端となりました。
彼が処刑される直前に残した言葉「真実は勝つ」は
当時チェコ・スロヴァキアの国章にもなりました。(1967年のプラハの春革命ではもぎ取られたが。)
その後チェコはフス戦争、ハプスブルク家の統治、スウェーデンとの戦争、
チェコ語の使用禁止、宗教弾圧、ナチス・ドイツに占領されたりと
外国による占領が続き、チェコ独自の文化が弾圧される暗黒時代が続きました。
時代とともに翻弄され、弾圧が続いた街ですが、独特の雰囲気を醸し出しています。
↓ティーン教会
街の中心部でワインを飲みました。
街を歩く人を眺めながら、ゆ~っくり時間が過ぎるのを待ちながらワインを飲みました。
何といってもプラハの夜景を堪能したいからです☆
だ~んだん陽が傾いてやがて日が沈み、夜が近づいてきました。
その変化する街の色をゆ~っくり味わいます。
街灯が静かに灯りだします。
市内を走る路面電車。
ほろ酔い気分でふ~らふ~ら歩きます。
路地を曲がると王宮が見えてきた。
カレル橋もお化粧し始めます。
重厚感ある王宮が黄金に輝きだした!
ヴルタヴァ川には遊覧船が。
船からの眺めもいいだろうね!
石畳に映る街灯の光が綺麗。
でも私はこのころすでに酔いが回ってます。。。
王の道を歩きながら、また旧市街へ向かって歩いていくと
小さな町なのですぐに旧市街広場に出ます。
ふらふら歩きながら、メトロに乗って今夜泊るホテルに向かいました。
なんかこのへんはかなり記憶があいまいですが、
ワインに黒ビールにと調子に乗って飲んでたのがいけませんでした。。。
はい今日はここでおしまいです。
ココからメトロに乗って、なんか結構歩いてホテルまで帰った気がします。
次回もプラハ散策へご招待します!
by erikok0826
| 2015-07-06 14:55
| 旅